シリコンバレーに着想を得た「食品産業の集積地」
フードバレーとは、元々はオランダ アムステルダム近郊における、研究機関を中核とする食品産業クラスターを意味します。当地では、約20の世界的な食品関連専門研究機関があり研究者1万人を擁するほか、世界の食品関連企業約1,400社、科学関連企業約70社が集まって、「食」の研究開発・生産・加工・包装・物流・流通のすべてが集結しています。
最近は、オランダ由来の概念を一般化して、食品産業を軸に地域活性化に取り組む地域一帯をフードバレーと称するようになりました。
地域政策にDMO(Destination Management Organization)という概念があります。
DMOは観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人を指します。
私たちは、DMOから着想を得てFMO(Farmers Management Organization : 農業従事者支援組織)という新しい概念を唱えます。
私たちは、自らを農業と関連する資源・環境に精通するDMOであると位置づけて、豊かな農作物生産地である広島・瀬戸内エリアに地方創生を含めた事業化プロジェクトに挑戦します。